和國商店について
和國商店とは
風雨や日差しから暮らしを守る、住まいの屋根。
その加工を手がけるのは、匠の技をもつ板金職人です。
和國商店は、熟練の板金職人だからこそ作ることのできる一品を、
大切な人への贈り物としてご提供しています。

長年の使用に耐えうる頑丈な金属を用いて、
板金職人の磨き抜かれた技で加工する、和國商店の品々は、
贈る人と贈られる人、それぞれの想いをずっと残し続けるように、
永く愛でていただけます。
また素材の経年変化は、その贈り物を世界にただ一つのものにし、
過ぎゆく月日を懐かしむ楽しみを与えてくれます。
祖父から孫へ、孫から祖父へ、
3世代が互いに贈り合えば、
長寿や成長をともに喜び合う、
幸福なひとときも得られることでしょう。

私たちの想い
「熟練」と形容される板金職人の技術は、一朝一夕に身につくものではなく、
年月をかけて、まさに金属が研ぎ澄まされるように培われます。
しかし、その技術が衰えるより先に、
高齢の板金職人は職場を去らざるを得ないというのが現状です。
つねに落下の危険がつきまとう屋根の上で、
夏場には直射日光で気温が50度を超え、
冬場は氷点下も珍しくない吹きさらし。
そうした環境での作業は、高齢の職人にはあまりに過酷です。
若手が遠く及ばない優れた技術をもつベテランの板金職人に、
長く輝き続けてもらいたい。
その思いが発端となり、和國商店は活動をスタートしました。
こちらで紹介する品はすべて、
熟練の技を誇る板金職人の手仕事によるものです。

製作者

内野 國春
会長/板金職人1950年生まれ。実家である有限会社内野鈑金工業所(東京都清瀬市)で父・和一の元、18歳より建築板金の修行を始め、神社仏閣などの高度な建築板金の技術を会得。1989年にウチノ板金を創立し、2014年に株式会社ウチノ板金会長就任。

内野 友和
代表取締役1979年生まれ。父・國春の元、18歳より建築板金の修行を始める。2014年に株式会社ウチノ板金代表取締役就任。現在は会社の指揮を執り、建設業界の元請け・下請けの垣根を越えた未来型の業界構造を模索している。